ブラックペアンの意味とは?ネタバレが衝撃すぎる!?
TBSの2018年春の新日曜ドラマ「ブラックペアン」。
二宮和也さん主演で病院を舞台にした医療ミステリードラマですが、
タイトルにもなっている「ブラックペン」とはどんな意味?という疑問を見かけました。
実はこのブラックペアンが物語の重要なカギとなっているのです!
今回はブラックペアンの意味についてご紹介していきます!
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ブラックペアンの意味とは?
ブラックペアンの言葉の意味
ドラマ・ブラックペンのタイトルにもなっている「ブラックペアン」。
ブラックは”黒”というのはわかりかと思いますが、
では”ペアン”の意味とは何なのでしょうか?
実はペアンとは手術に使う医療器具なのです!
想像できないという方も多いかと思いますが、
こちらの写真を見ればお分かりいただけるかと思います。
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このハサミのような医療器具。
医療ドラマの手術シーンなどで必ずと言っていいほど出てきますよね。
正式にはペアン鉗子(かんし)と呼ばれるのですが、
ペアン鉗子の用途は、
主に手術の際、血管を挟んで止血のために用いたりする器具です。
見た目はハサミのような形状ですが、実は止血などのために挟むためのものなのです。
このペアン、実は人物の名前でもあるのです。
フランスで活躍したペアンという外科医の名前で、
子宮の線維腫の摘出法を考えた人物です。
似たような器具としてコッヘル鉗子があります。
こちらは先端の形状がペアンとは異なり、
主に皮膚を挟み、引っ張るために使用します。
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ブラックペアンの本当の意味が衝撃!?
そして今回の「ブラックペアン」ですが、
言葉の通り、黒いペアンを指します。
この真っ黒なペアン=ブラックペアンを使用するのが、
外科教授の佐伯清剛(内野聖陽)です。
佐伯が手術をする際は、一般的な銀色のペアンではなくこの黒いブラックペアンを用いるのです。
しかし、単に佐伯が見た目を好んでブラックペアンを使用しているわけではないのです。
このブラックペアン、実は物語の中で重要なカギを握っているのです…
そして佐伯がブラックペアンを使う本当の理由が衝撃的な真実です…!
ここからはネタバレを含みます。
原作で知りたい方はこちらを↓
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ブラックペアンの意味のネタバレ!
ここからはブラックペアンの本当の意味について、
わかりやすく簡単にネタバレしていきます。
実は佐伯がブラックペアン使うのは自分への戒めのためなのです。
話は遡ること17年前。
渡海(二宮)の父・渡海一郎が新技術をもち東城大学付属病院へ赴任してきて、
佐伯はその技術を評価し良好な関係となっていました。
ある日、佐伯が出張中にとある患者が運ばれ、渡海一郎が診察すると、
腹部にペアンが残っていたのです。
この患者の手術をしたのは佐伯であり、
渡海はそのペアンを摘出しようとしましたが、
佐伯はペアンを摘出するなといったのです。
結局、そのまま渡海一郎は他の病院へ飛ばされてしまうことに。
こうした経緯を知った渡海(二宮)は、
ペアンを残したのは佐伯の医療ミスであり、
それを隠蔽するため父の一郎を飛ばしたと考えます。
しかし佐伯がペアンを残したのはわざとだったのです。
当時、佐伯がその患者の手術を行った際、
出血が止められずやむをえずペアンで止血したのです。
しかし、そのことを患者やその家族に説明できずにいました。
また、渡海一郎にも説明しようと病院へ戻った時には、すでに病院側が渡海を飛ばしてしまったのです。
その後、佐伯は自分への戒めとして、ブラックペアンを使うようになったのです。
佐伯が再びブラックペアンで止血をするときは、外科医をやめるときと決めていました…
そしてその機会は物語の結末で訪れます。
17年前の患者が再び運ばれてきたのです。
真実を知らず父の一郎の無念を晴らそうと手術する渡海でしたが、
ペアンを摘出すると大量の出血が起こりました。
その出血を止めるため、佐伯はペアンで止血し腹部を閉じたのでした。
結局、佐伯は自ら医師をやめます。
もう一つの真相として、
佐伯は飛ばされた渡海一郎のもとを訪れ罪滅ぼしを懇願しました。
すると渡海一郎は、息子を一人前の外科医にしてほしいと頼んだのです。
以上が、佐伯がブラックペアンを使う本当の意味です。
ブラックペアンという作品の重要なカギを握っていることがおわかりいただけたかと思います。
ドラマで佐伯がブラックペアンで止血をするシーンが今から待ちきれないですね…
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